個人事業のはじめ方⑤:自分に値段をつけたことありますか?

私は広告業での独立がスタートだったんですが、個人事業をはじめて一番最初の壁ってどんなことか分かりますか?
個人事業のはじめ方第5回目は、そんな恐らく誰もが最初に迎える壁をテーマにまとめてみます。

目次

個人事業開始、思いもよらなかった最初の壁

それは「自分に値段をつけること」でした。

「ケイト、これいくらでやってくれる?」

「へい旦那!いくらぐらいにしときましょう?」

「いやいや、まずは言い値をを教えて」

「いやいや、ご予算に合わせて」

「いやいや・・」(リピート)

そりゃそうですよね、と今でこそ思いますが。
実はこういうやり取り、個人に関わらず事業をやられている方は一度は経験する”あるある”なんじゃないかな?と思います。

形のないものと言われつつも、今までは「広告サービス/メニュー」という”商品”を売っていたので、当時の私にとっては自分自身に値段を付けるなんて思いも寄らないことでした。
そんな経験から、今回は個人事業を始めるときに大切な「目標と逆算」についてです。

「目標と逆算」

まず、分かりやすく「年収いくらを目指す!」からはじめてみるのがいいかもしれません。

例えば、皆さん年収1,000万って、時給いくらの設定になるか?を想像してみてください。

ざっくりと、、、1年=12ヶ月=52週=250営業日。
1日8時間働くとして、1年で働く時間は、大体1,600時間ぐらいです。
1,000万円÷1,600時間となるので、答えは時給6,250円。

時給6,000円以上で設定しないと、年収1,000万円は実現出来ないんです。
年収2,000万円を目指すなら時給12,000円です!
実際には個人事業主ともなれば、1日8時間しか働きませんとは出来ないですし、逆に働き続けることももちろん可能です。
このような形で、お金や時間、仕事量もそうですが、目標と逆算というものは常につきまとって来ます。

「やらないこと」も決めないとダメ

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Photo by Tima Miroshnichenko on Pexels.com

極端な一例として「年収1,000万円を超えるには」として計算しましたが、せっかくリスクを取って事業を始めるならやっぱり目標は大きくいきたいですよね。事実、リスクとリターンは比例させないと、誰も守ってくれませんし。

上の例では、「時給6,000円以上を設定しないといけない」としましたが、、、
恐ろしいことに正確には”もう一つ条件”が付きます。

1年を通して平均で時給6,000円以上を設定しないといけない」

そうなんです。瞬間風速的な時給6,000円ではなく、平均値で6,000円という目標設定が正しいのです。コンスタントに目標として設定した金額を頂いていくには、「やらないこと」の線を引いて決めないとなかなか難しいと思います。

常に2つの視点を持つ意識

今回例に例えた要素が「年収」だったので、守銭奴のような記事に見えていないか非常に心配ですが!

この考え方は、「お金」にも、「時間」にも、もしかしたら「生活」や「健康」にも通じます。
まさにある意味『GIVE&TAKE』本当に様々なところで形を変えて、付き纏ってくることになります。

”お金”だけ見てると”質”が疎かになったり、”時間”がとんでもないことになったり。
はたまた”仕事”を見すぎた結果、”生活”や”健康”に支障が出る。なんてこともあるかもしれません。
「提供できる価値と報酬」「目指したい生活と仕事」常にバランスを取っていかないと継続出来ないです。

意外と一人で始めると見えなくなるものです。
対になる事柄をそれぞれ見ていく2つの視点というものを意識して、思い描いていた夢に向かって今日も駆け抜けていきましょう!

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