個人事業のはじめ方④:参考図書

ひょんなことから始めることになった個人事業。それまではただの会社員だった為、何も知らないゼロからのスタートでした。インターネットでの調べ物にも限度があったり、情報の取捨選択を無知な状態でするのが手間だったのである程度は本を購入し勉強することにしました。

2016年のことなので少し古いですが、今回の”個人事業のはじめ方”では実際に私が参考にした書籍を参考図書として紹介します。

目次

個人事業の始め方
(西東社)

個人事業を始めるにあたって、一番最初に購入したのは、西東社から出ている「個人事業の始め方」
書店で、タイトルそのまんまで分かりやすく手に取ったことを覚えています。
(なんとまさかの今ではKindle Unlimitedで無料ですって!)

事業を開始するに当たって、恐らくこのブログに来てくれている人たちと同じ様にインターネット等でも色々な記事を読んだり情報集めをしていました。それでも、Webでの情報だけだと、まとめる時間も無かったので、結局どこで読んだかな?とか、断片的な事になってしまう事が面倒で面倒で。。。

どうしても順を追って振り返られるものが欲しいなと思ってこちらを購入。
まーほんと盛り沢山で、事業計画から資金調達、確定申告まで一切合切が簡単に図式化されてまとまっています。

正直、事業計画も資金調達も必要なかったので、私が開業する段階では不要な箇所も多かったです。
それでも振り返ってみたり、何か必要なものが出てきた時の逆引き辞典の様に今でも本棚の目立つところにいる一冊です。

個人事業と株式会社のメリットデメリットがぜんぶわかる本
(新星出版社)

事業を開始する時に「個人事業」と「法人」の違いって分かりづらく無いでしょうか?
どちらにどんなメリットがあって、デメリットはどういうことがあるのか?こちらもまさにそんな疑問にドンピシャなタイトルで購入した書籍です。

今回紹介している3冊の中では、結果的に一番目を通した本になりました。
個人事業や副業って言葉として今も大ブームが起きていますが、実際何が違うの?というかゆいところに手が届く系の一冊です。

独立すると変わる事の一つに”選択肢がものすごく増える”ということがあります。

また今度その辺りもまとめてみようと思っているのですが、無数有る選択肢と判断がずっと続く中で、どれを選ぶのがベターなのか?という判断基準の閾値はこの本がベースになっている気もします。

私は個人事業を起こした数年後に、株式会社も立ち上げる事にもなったのですが、その際にも役立ってくれたんですよねぇ。(余談)

あらゆる領収書は経費で落とせる
(中公新書ラクレ)

会社員になくて、事業主になって初めて出てくる概念「自分で扱う経費」
こればっかりは、慣れるしか無いんだろうな・・と思いながらも、やっぱり気になる「経費」という存在。

参考図書!として紹介しておきつつですが、経費のバランス感覚や良し悪しはやっぱり実際にやってみてからでないと正直分かりません。というのが本音です。

とはいえ、「経費の申請を出すのも自分」「経費の承認を出すのも自分」という、会社員時代とは全く異なる”自分自身で収支を考える”習慣や、ちゃんと継続して事業を続けていくためには必要な知識です。減価償却だったり、家事按分であったり、新しい言葉を覚えるきっかけになった一冊です。

おまけ:参考書籍の選び方

以上、今回は3冊の参考にした書籍を紹介してみましたが、選び方ってどうするの?というのも気になる所だと思います。誰々がオススメしているからとか、レビューが良かったから等、多分かなり比較したりすることも多いのではないでしょうか。

私が実際に個人事業も、株式会社も立ち上げて「こういう選び方がいいのでは?」と感じるのは、以下の3つです。

  • 「開業届〜確定申告」という事業の1サイクルが書いてあるものを
    どれでもいいから1冊買ってみる(買う)
  • そしたらやってみる(やる)

本を買うこと(調べる事)と、実践すること(経験を積む)ことは、常にセットにしておかないと勿体ないかなと思います。やっぱりいくら買ったり、読んだりしても、「経験」に勝るものは無いですからね。
頑張って駆け抜けましょー!

2020年の今、こんな本どうですかー?などは逆に聞いてみたいところです!

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