個人事業のはじめ方③:税理士って必要ですか?

前回の記事では、「開業届の記入方法」について、STEP BY STEPで紹介しました。全14項目の説明をひとつひとつを記載すると、やっぱり長くなってしまいましたね。

最後の項目で出てきた「税理士」の欄、気になりませんか?

今回は、開業時に私が税理士について、どう考え、どうしていたか。についてまとめてみます。

目次

税理士って必要?

calculator and pen on table
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税金に関しては間違えたくない。税務署怖い。やったことないし。という不安は非常に大きなものなので、税理士を付けたほうが良いか?ということは迷われる事も多いと思います。

結論から書くと開業届の提出の際には税理士は必要ないと思います。
実際に私が開業届を提出した段階では、税理士には就いてもらっておりませんでした。

その理由は2つあります。

開業時に税理士を付けなかった2つの理由

まずひとつ目は、税理士の報酬に見合うメリットがあるのかどうか判断が付かなかった為です。
税理士の先生の報酬は1年間の確定申告を提出前にチェックしてもらうだけでも、数万円〜十数万円となることもしばしば。会社員時代にはあまり馴染みのない税理士だからこそ、それだけの金額に見合う仕事なのかどうか?報酬を払っても利益が残るほどの事業になるかが分からなかった。ということがあります。


もうひとつは、やっぱり自分でやってみないと経験値が貯まらない。という点です。
上の税理士が必要かどうか?を判断するためにも、実際にやってみて、どのくらい大変なのか?が分からないとダメだなぁと思い、一度自分で入力や経理をやってみよう。と思った為です。


”できっこないをやらなくちゃ” by サンボマスター

では、実際出来るのか?という点ですが、これはもう本当に、、、
人間誰でもやらなきゃいけない状況続いたら出来るようになる。に尽きます。

まさに、”できっこないをやらなくちゃ”です。

山程転がる未経験の知識をこぼさず自分の力に

その頃から数字もどんぶり勘定でしたし、管理や会計、経理なんて全くの門外漢でした。それでも何とかしなきゃいけない環境下では、何とかしなきゃいけないし、やっている内に知識と経験は勝手に付いてきます。

結果として、経営の金銭感覚も持つことにも繋がりますし、まずは自分でやってみることをオススメします。
ほんとなんとかなるし、実際自分の経験を積む機会を逃すことになるんじゃないかな?と思います。

そして、しっかり売上と利益が出てきた時に、税理士の先生を探してみる。という事が出来れば良いと思います。

私も1年間一人で何とか踏ん張って、ある程度の経験を持ってから、毎年の確定申告のダブルチェックのみ税理士の先生にお願いする。というスタンスで今日まで続けてきました。

事業を始めると本当にたくさんの”したことのない経験”が転がっているので、ぜひこぼさず自分の経験と知識に替えていきたいですね!

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